コウノドリで紹介された「オランダへようこそ」

2017年12月23日。

コウノドリの最終回で紹介された詩(?)です。

エミリー・パール・キングスレイさん(セサミストリートの作家)が1974 年にダウン症のある息子さんが生まれてから、「障がいのある子を育てるのってどんな感じ?」と聞かれる時、どんな感じかわかるようにこんな表現でお話をされたようです。

(この「オランダへようこそ」は1987年に書かれたものだそうです)

 

とてもわかりやすく、感動しました。

 

障害のある子を育てるだけでなく、いろんな状況に置き換えて考えることができると思います。

 

「+Happy しあわせのたね」(日本ダウン症協会)より全文抜粋させて頂きました。

「オランダへようこそ」(翻訳 佐橋 由利衣 Yurie Sahashiさん)

赤ちゃんの誕生を待つまでの間は、まるで、素敵な旅行の計画を立てるみたい。 例えば、旅先はイタリア。山ほどガイドブックを買いこみ、楽しい計画を立てる。コロシアム、ミケランジェロのダビデ像、ベニスのゴンドラ。簡単なイタリア語も覚えるかもしれない。とてもワクワクします。

そして、何カ月も待ち望んだその日がついにやってきます。 荷物を詰め込んで、いよいよ出発。数時間後、あなたを乗せた飛行機が着陸。 そして、客室乗務員がやってきて、こう言うのです。「オランダへようこそ!」 「オランダ!?」 「オランダってどういうこと?? 私は、イタリア行の手続きをし、イタリアにいるはずなのに。ずっと、イタリアに行くことが夢だったのに」

でも、飛行計画は変更になり、飛行機はオランダに着陸したのです。あなたは、ここにいなくてはなりません。 ここで大切なことは、飢えや病気だらけの、こわくてよごれた嫌な場所に連れてこられたわけではないということ。 ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。

だから、あなたは新しいガイドブックを買いに行かなくちゃ。 それから、今まで知らなかった新しいことばを覚えないとね。 そうすればきっと、これまで会ったことのない人たちとの新しい出会いがあるはず。 ただ、ちょっと「違う場所」だっただけ。 イタリアよりもゆったりとした時間が流れ、イタリアのような華やかさはないかもしれない。 でも、しばらくそこにいて、呼吸をととのえて、まわりを見渡してみると、オランダには風車があり、チューリップが咲き、レンブラントの絵画だってあることに気付くはず。

でも、まわりの人たちは、イタリアに行ったり来たりしています。そして、そこで過ごす時間がどれだけ素晴らしいかを自慢するかもしれないのです。 きっと、あなたはこの先ずっと「私も、イタリアへ行くはずだった。そのつもりだったのに。」と、いうのでしょう。

心の痛みは決して、決して、消えることはありません。
だって、失った夢はあまりに大きすぎるから。

でも、イタリアに行けなかったことをいつまでも嘆いていたら、オランダならではの素晴らしさ、オランダにこそある愛しいものを、心から楽しむことはないでしょう。

 

どんな予期せぬことが起こった時にでも

人生、どんな人にも、想定範囲外のことが起こると思います。

 

自分が原因であれば納得もいきますが、

自分が悪くないのに事故にあって身体に障害が残った

実は結婚相手が○○だった

詐欺にあった

深刻な病気になった

 

私の人生こんなはずじゃなかった

真面目に生きているのにどうして私だけ

 

そういうことが多々起こります。(私もです)

 

嘆く時は思い切り嘆んでいいと想います。

落ち着いたら、命あることに感謝し、自分にできることを考え、

明るく生きていく人生にしたいものです。

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